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頭文字A〜軌条最速理論〜
アークティック
5500円/ポニーキャニオン/ROM/90.2.23/パズル
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 アークティックとは?

 見れば、パズルか、もしくは物理か何かのシミュレーションツールとしか思えないシンプルな画面。このシンプルな画面が、これから起こるレール地獄の前兆です。まず、初期状態。ボールの種類はブルー、オレンジ、白、赤の4種類。ブルーのボールはブルーのシートに、オレンジのボールはオレンジのシートに収まっています。白と赤は、初期状態で動いている場合と、どこかのクッションに収まっている場合があり、スタートボタンを押すとゲームの始まり。すべてのボールが一斉に動き出すのです!(これが恐ろしい) レールの分岐点にはポイント切り替えがあり(無いところもある)プレイヤーは、Aボタンでブルーのポイントを、Bボタンでオレンジのポイントを切り替え、ボールの進路を変えます。ボールは、緑色のクッションに当たると跳ね返り、ブルーかオレンジのシートに入るとストップします。最終的に、ブルーとオレンジのボールをそれぞれ対応する色のシートに格納すればクリアとなります。ただし、ブルーやオレンジのボールが赤いボールに接触してしまうと、その時点でアウト。実にシビアです。
 のちに調べて知ったことなのですが、元はPCゲームからの移植だそうです。PCでは、昔からガチガチに理系的なパズルも多く存在しましたが、ファミコンではこんな硬派なゲームは珍しいですね。開発元は『A列車でいこう』で有名なアートディンク。「レールを使ったゲーム」から発想したそうです。

 一体、何がアークティックをそこまで難しくさせるのか!

 <操作方法>
  START・・・全てのシートからボールをスタートさせる。
 SELECT・・・コンフィグ画面(押した時点で、プレイ状態はリセットされるので注意!)
   右・・・ブルーの格納シートに入っているボールをはじき出す。
   左・・・オレンジの格納シートに入っているボールをはじき出す。
   A・・・ブルーのポイントを切り換える。
   B・・・オレンジのポイントを切り換える。

 操作はこれだけ。各ボタンの機能は、キャラを動かすタイプのよくあるアクションゲームとはかけ離れたものになっています。しかし、操作自体は単純ですが、「ブルーの格納シートに入っているボールをはじき出す」というのは、「間違ってブルーのシートに他の色のボールが納まってしまった場合、他のブルーのシートに納まっているボールも一緒に再スタートするしかない」ということなのです。せっかく順調にボールが片付いていても、一箇所間違えたらまたやり直しです。
 そしてこのゲーム、地味なフリして、実は高度なアクションを要求される場面が少なくありません。たとえば、こんなレールがよく出てきます。

 ポイント切り換えがありません。このような場合、ボールを上に運びたいときどうすればよいのでしょう? 左からボールを転がしても、ポイントが無いので直進することしか出来ません。そんなときは………
図1図2図3

 下から上へ転がすことは出来ませんが、幸いにも、上から下へ転がすことは出来ました。そこで、ブルーのボールが完全に分岐点に差し掛かる直前に、左から別のボールをぶつけてやります。すると、互いのボールは跳ね返り、左からぶつけたボールは左へ、上から降りてきたボールは上へと進路を変えます。これで、ボールを上に運ぶことが出来ました
(図1)
 アークティックで一番難しいのが、“ボールを接触させるタイミング”です。上に挙げた分岐点の場合、白いボールが遅すぎると、ブルーのボールが完全に白いボールと同じ軌道に乗ってしまいますし
(図2)、早すぎると、接触するタイミングを逃してしまいます(図3)。もちろん、ボールのスピードを微調整するなどという機能は無いので、シートからスタートさせるタイミングを計るか、ボールの通り道を変えて、軌道に時差を作り、何度もトライする他ありません。

 もうひとつ、アークティックの特徴として、「隣接したレールを走るボール同士を接触させ、跳ね返らせることができる」という性質があります。これも前述の「ポイント切り換えナシ」の場合と同様、一瞬のタイミングによって可能なテクニックです。
 ボールの接触パターンは他にもありますが、それは面の攻略とともに紹介してゆくとして、これらの特殊でシビアな操作性が、このゲームを、ある人にとっては「やる気をなくすゲーム」にし、ある人にとっては「魅力にあふれるゲーム」にしているのです。

 それでは攻略を…

 さあ、いよいよ世界に類を見ない(というか、誰もやろうなんて思わない)アークティックの攻略に移ります。ただ、このゲーム、面の難易度がバラバラなので、最初から順に解くのはナンセンスです。幸い面セレクトが可能なので、面をいくつかのカテゴリに分類して、簡単そうな面から攻略していくことにしましょう。最速クリアが目的なので、ボールのスピードは最高速の3に設定してプレイしています。また、このゲームでは、スタートボタンを押した時点からクリアまでの時間を“クリアタイム”としていますので、このコーナーもそれに従います(スタートボタンを押す前の時間はクリアタイムに含みません)。

タイミング命!!
いかにこのゲームが数フレームのタイミングが
命かということを思い知らされる面の数々です。
MAP08MAP17MAP19MAP26  
シートに泣く!!
他の色のボールがとてつもなく邪魔になる面です。
MAP14MAP04MAP05MAP11MAP22 
軌道の謎を暴け!!
解き方にクセのある面の数々です。
MAP01MAP07MAP06MAP24MAP00MAP03
タイミング命!!その2
数フレームのタイミングと、クセのある解き口の融合された面の数々です。
MAP02MAP16MAP18MAP23MAP25MAP28
把握不可能!!(泣)
面の構成が複雑な上に、なおかつ全体を見渡さなければ
いけないという人間の限界を超えた面の数々です。
MAP09MAP10MAP13MAP12MAP15 
最後の難関!!
「タイミング」「速度」「不可逆性」など様々な要素が合わさった、難関面の数々です。
MAP27MAP20MAP21   

 現在攻略済みの面、およびそれ以外の面についても、皆様の「これぞ最速!」というクリア方法をお待ちしております。

●アークティック攻略データ一覧(MAPナンバー順の攻略もこちらからどうぞ)


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